IEEE（アイ・トリプル・イー）とは、米国に本部を持つ電気・電子技術に関する世界最大の学会であり、世界160ヵ国以上で会員数42.3万人を擁しています。GCCEは、IEEE コンシューマ・エレクトロニクス・ソサイエティが主催する、情報家電に関する国際会議で、毎年10月に日本で開催されています。毎年1月にラスベガスで開催される家電ショー“CES”と併催の国際会議the International Conference on Consumer Electronics（ICCE）とは姉妹会議の関係にあります。

九州地区では初開催となり、国内外から多くの論文投稿と約500名が本市を訪れました。世界各国の関係学会から北九州市における充実した議論・意見交換に大きな期待が寄せられていました。10/30の市内エクスカーションでは「新日本三大夜景」に選定された皿倉山コースと夜景観賞クルーズコースに分かれ、それぞれで大いに盛り上がりました。翌日10/31には2002年にノーベル化学賞を受賞した島津製作所質量分析研究所の田中耕一所長による基調講演が北九州国際会議場にて行われたほか。リーガロイヤルホテル小倉でのバンケットやクロージングセレモニーまで大変充実した4日間となりました。